今回はe-Taxという電子申請を利用することで、毎年恒例の行列アトラクションに乗らずに楽して確定申告が出来る方法を紹介したいと思います。
確定申告とは
確定申告では年末調整ではできないような、以下の申請をすることで払い過ぎた所得税・住民税の還付を受けることが出来ます。
・医療費控除
・寄付金控除(ふるさと納税)
・住宅ローン控除(初年度分)
・配当控除
・年末調整し忘れた(間に合わなかった)生命保険料控除など
e-Taxとは
e-Taxとは国税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるシステムです。また、翌年からの確定申告は電子データを利用するシステムのため、前年のデータを引き継ぐ事ができ、煩わしい初期設定を省略できます。
さらに、e-Taxによる申請システムも年々改良されており、源泉徴収票を見ながら入力するだけで、誰でも簡単に安心して申請できるようになっています。
①.必要なもの
・マイナンバーカード
・パソコン+ICカードリーダー
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②.初期設定
事前準備セットアップのインストール
③.申請方法
下記URLより申請作成します。
【確定申告書等作成コーナー】-TOP-画面
青の作成開始から作成します。
源泉徴収票を見ながら所得について入力します。(青の作成開始の場合)
控除について入力します。年末調整で控除済みのものは既に入力されていると思います。年末調整できなかった控除について入力していきます。
医療費控除の申請も提供されているファイルを使えば自動計算してくれます。
病院の領収書も生命保険料控除証明書・寄付金控除証明書と同じく手元に5年間保管しておくだけです。
ふるさと納税の入力例です。
配当や株式の売却による所得がある方は赤のこちらをクリックします。
配当所得をクリックします。
課税方法の選択ですが、おおまかには下記のようになります。
●「総合課税」で申告すると得をする人 →配当を含めた課税所得が695万円以下
●「申告分離課税」で申告すると得をする人 →株やETF、株式投資信託による売却損がある
「配当などの支払通知書」などの内容を入力するをクリックします。
こちらも提供されているファイルを使えば自動計算してくれます。
あとは申告書を送信するだけです。
ダウンロードした申告書の送信票を確認しましょう。別途提出が必要な書類がある場合には税務署に郵便で送付します。
もし、申告書に誤りがあった場合には期限内(通常は3月15日まで)であれば、再度同じ作業をして申告書を送信しましょう。上書きで申告されるので、後から送信したものが適応されます。