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私がBitcoinに投資して長期保有する理由

 Bitcoinの価格がまた落ちてきました。2019年10月18日現在約85万円です。この後、短期的に見て、反発して上がるのか、それとももっと下がるのかはわかりません。現在でも0と1の数字の羅列である仮想通貨が未だに価値を持ち続けていることに疑問を抱く人は少なくありません。

 そこで今回は私がBitcoinに投機ではなくて投資する理由についてまとめてみました。

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目次
1.これから最も人口が増えるアフリカ
2.アフリカには価値の安定している通貨がない
3.アフリカのインフラ(特にネットワーク)がどんどん整備されている
4.アフリカの人は銀行口座を持っていない
まとめ.Bitcoinがアフリカ大陸でほとんどの人に利用されるようになる

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1.これから最も人口が増えるのはアフリカ

 「アフリカ」とまとめると54カ国の方々に怒られてしまいますが、これからの30年(2050年まで)の人口変動では、環境衛生の向上などが寄与し、アフリカ大陸の人口が地域別で最も増加すると予測されています。ちなみに、過去30年ではインド・中国を含むアジアが最も人口を増やした事になります。従って、アフリカで人口が増加した場合、アジア全体が経済発展を遂げたのと同じように、アフリカも経済発展を遂げると考えられます。

 

2.アフリカには価値の安定している法定通貨がない

 日本にいると「絵が書いてある紙」を使って買い物をすることに抵抗はありませんが、外国では政府の発行する紙幣が信用できない場合が多々あります。若干話は逸れますが、もし日本円の信用が失われるとどうなるか?簡単に言えばハイパーインフレが起きます。例えば、昨日まで100円で買えていたコンビニおにぎりが今日は200円出さないと買えないようになります。近い将来、現実に日本でハイパーインフレが起こると、ほとんどの人は考えていません。なぜなら、日本政府が1000兆円もの借金を抱えていても日本円が世界で最も信頼されているからです。その理由のひとつは、日本が世界で一番外貨建ての資産を保有している国だからです(2017年:328兆円)。

 今回のメインテーマであるアフリカに注目してみると、実はアフリカにも信用される通貨がちゃんとあります。その名も「CFAフラン(セファーフラン)」。CFAフランが信用されている理由は、ユーロと固定レートで交換する事ができるためです。この安定した通貨を利用するメリットは「通貨の安定=政権の安定」以外に他なりません。もちろんデメリットもあり、

・通貨準備高の50%をフランスに預け入れることが義務付けられる。
・フランスの命令的な通貨政策に従う必要がある。
・近年のユーロ高に合わせて物価が上昇し、輸出競争力の低下により経済成長率が低くなっている。
・頭文字の「C」は植民地を意味するColoniesが語源であるため(現在は共同体のCommunaute)、アフリカのプライドを毀損し続けている。

 上記のいくつかの理由のため、アフリカ独自の地域通貨を創ろうという動きもあるようですが、石油産出国でアフリカ最大の経済力を持つナイジェリアとの利益相反があり、話がまとまらない様子です。

 

3.アフリカのインフラ(ネットワーク)がどんどん整備されている

 先進国である日本では様々な分野において日進月歩のテクノロジーの進化を経て、現在の高度な文明社会を築いてきたと言っても過言ではありません。ところが、これから文明を築いていくアフリカが日本と同じ過程を辿る訳ではありません。固定電話、ポケベルや3Gなどの陳腐化して廃れていった技術を経由することなく、最新のテクノロジーへ(5G、6G)とスキップすることができます。

 日本では一人一台と当たり前に持っているスマートフォンもアフリカではまだまだ普及しておらず、インターネット普及率はおよそ20%となっていますが、これから人口増加に伴う経済成長に合わせてネットワークインフラも整備されていくと予測できます。しかも最新のテクノロジーで。

 

4.アフリカの人は銀行口座を持っていない

 最新テクノロジーへのスキップを金融サービスについて考えてみると、ネットワークに繋がったスマートフォン保有している状況の人々は、銀行口座を必要とするでしょうか?クレジットカードを必要とするでしょうか?もちろん必要ありません、なぜならスマートフォンで開設したBitcoin口座さえあれば資産の貯蓄から日常生活の決済まで全て完結してしまうからです。

 ちなみに、アフリカでは慢性的に小銭=コインが不足しているそうです。なんでも小銭専門の両替商といわれる人が存在し、その両替商がコインを中心にかき集め、小銭を必要とする商人に高く売る、という構図です。日本ではキャッシュレス化によりコインの流通量が減少しているとのデータがあります。順序が逆になりますが、コイン不足は仮想通貨によるキャッシュレス化を後押ししてくれそうです。

 

まとめ.Bitcoinがアフリカ大陸でほとんどの人に利用されるようになる(はず)

 ここまでの点と点とを繋げて、できた絵を俯瞰してみると、30年後のアフリカでは仮想通貨が流行ってそうな気がしてこないでしょうか(笑)。先程の引用記事にもありましたが、実際にはもう既に一部の人に使われている状況です。ただし、30年後に流行っている仮想通貨はBitcoinかもしれませんし、Ethereumかもしれませんし、Facebook社のLibraかもしれません。

 また、2019年3月頃にBitcoinが暴落したのは、北朝鮮への報復の一環としてアメリカ政府が先物信用取引介入により価格操作したとする説(2019年6月の反発も含む)もあります。まだまだBitcoin時価総額が小さいため、政治的介入などを受けたときの価値の変動が大きすぎて、日常利用はできそうもありません。

 2050年になってビットコイン時価総額がそこそこ大きくなり、価格変動が小さくなったとしても、日本ではビットコインを日常生活に利用するシーンは訪れないかもしれません。なぜなら、現金、クレジットカード、電子マネーなどの決済方法が確立しているためです。使うとすれば海外送金や外貨への両替でしょうか。

 ところが2050年のアフリカをはじめとする新興国では銀行口座の代わりとなる資産価値の保存方法として利用され、日常生活では専用アプリを使ってBitcoin口座から支払い・送金・引き落としなどの決済手段として利用していると想像しています。政府の発行する法定通貨を使用しないのは、過剰なインフレリスクを抱える法定通貨は価格の変動がBitcoinよりも大きく、あっという間にインフレにより価値が下がってしまうためです。

 これまで搾取されるだけであったアフリカですが、これからは人類最後のフロンティアとしてアフリカ大陸の未来に投資してみてはいかがでしょうか。もちろん投資は分散投資が基本となるので各自でリスクコントロールしながら投資を行ってください。