前回はBitfinexアプリの操作方法について紹介させて頂きました。今回は最も良く使うであろうレンディングを中心にについて紹介したいと思います。
第1回:私がBitcoinに投資して長期保有する理由 - 貧乏暇なしB型ブログ
第2回:最大年利25%以上で貸付可能なBitfinex使い方まとめ(口座開設〜2段階認証の設定) - 貧乏暇なしB型ブログ
第3回:Bitfinex使い方まとめ2(アプリの設定〜ウォレットの使い方) - 貧乏暇なしB型ブログ
目次
1.Bitfinexとは
2.口座開設
3.2段階認証セキュリティの設定
4.アプリの設定
5.ビットコインの入金
6.ウォレットの使い方
7.トレード方法
8.レンディング方法
9.レンディングの自動化
7.トレード方法
まずはトレード方法について解説したいと思います。よく使うであろう注文種別はLimit(指値)とMarket(成行)になります。トレード手数料は成行注文のTakerは0.2 %、 指値注文はMakerは0.1%です。
今回は200 USDを指値取引でUSDT(テザー)に交換したいと思います。
確認のウインドウがでます。問題なければ「Confirm」をタップして承認します。
ORDERSに先程の注文が表示されていますが、AMOUNT(数量)が分数表示になっています。
右にスワイプするとSTATUSにPRT FILL(一部取引成立)となっていました。消失した訳ではありませんのでご安心を。
今回の取引では指値が相場価格付近だったこともあり、149.54 USDTが指値注文(Maker手数料:0.1%)、残りの49.85 USDTが成行注文(Taker手数料:0.2 %)となりました。手数料の合計は0.249 USDTでした。
8.レンディング
Bitfinexでは仮想通貨だけでなく、USD、EUR、JPYなどの法定通貨もレンディング(貸付)が可能となっています。私は利率が良く、今後相対的に円安になるであろうUSDを中心に貸し出しています。
最低数量:50ドル
手数料 :15%
貸付日数:2〜30日
日利 :0.01〜0.05 %(年利3.7〜19.8 %)2019/11現在
利息は日払いで日本時間の10:30頃に入金されます。SBI銀行の米ドル特別金利キャンペーンも真っ青の金利ですね。
アプリで「Funding」のタブを開き、USDをタップします。にしても、USDt(Tether:テザー)の利率が日利:0.28 %(年利:177 %)!?今後はUSDtも保有してみようかなー。ちなみにテザーとは1USD≒1USDtを維持するように設計された仮想通貨です。
「FUNDING FORM」に貸し出したい「RATE % PER DAY(日利)」、「Amount USD(貸出数量)」、「Period Days(貸出日数)」を入力します。「Amount USD」の右の赤丸をタップすると、Fundingウォレットに保有している最大数量を入力してくれます。貸出日利は現在のレートよりも少し小さくするとすぐに取引成立するようになります。
貸付の確認のウインドウが出るので「Confirm」で承認します。
取引が成立すると「PROVIDED」の項目に表示されるようになります。
毎日の利息は「Wallet」タブの「REPORTS」に入金があった履歴が表示されています。
9.レンディングの自動化
レンディング日数は最短で2日と短く、借り手のキャンセルによる早期終了の可能性もあります。その都度オファーを作成するのも良いですが、面倒なのでレンディングを自動化しています。
Fundingタブで自動化したい通貨をタップします。「AUTORENEW FORM」で「RATE % PER DAY(日利)」、「MAX AMOUNT(最大貸出数量)」、「PERIOD DAYS(貸出日数)」貸出期間、利率、金額を設定するだけで自動貸出してくれるので監視する必要がなくなります。利率はFRRにしています。FRRとは過去1時間の平均利率のことです。FRRで貸し出した場合、貸出が成立した後でもFRRの再計算によって金利が変わります。
設定完了しました。
以上、Bitfinexの取扱説明書でした。貸し倒れとBitfinexの破綻する可能性があることも踏まえて自己責任でお願いします。