これまでnanacoギフトコードをベネフィットステーションから割引価格で購入していたのはギフトコードの登録作業がVBScriptで自動化されていたからです。
nanacoギフト自動登録マクロ(VBScript) - 貧乏暇なしB型ブログ
ところが、Windows11にアップデートしたことを機に、Internet Explorerが消えてしまいました😇。そう、つまりVBScriptが動かない。代替案を考えなくては。そうだ!最近覚えたPythonを使ってのナナコギフトの登録作業を自動化しよう!と思いついたまでは良かったのですが・・・日曜コピペプログラマーには無理でした。ヤバイ困った。もう既に1000円×100枚のコードがメールに埋もれている。
そこで、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のMicrosoft Power Automate Desktopが個人アカウントで無償化(機能制限あり)されたので、こちらを利用したいと思います。登録作業が驚くほど簡単に自動化できたので紹介したいと思います。本当にコードを1行も書かなかった。これはすごい。もうエクセルVBAは不要です。
目次
1.ナナコギフトコードの購入
2.メール本文のURLをExcel化
3.Power Automateのインストール
4.フローの作成
1.ナナコギフトコードの購入
まずはギフトコードを10万円分サクッと購入します。銀行振込で入金すると、しれっと1000円×100枚のコードがメールで送られてきます。もちろん振込手数料なんて払ったことありません。
2.メール本文のURLをExcel化
メール本文をエクセルに貼り付け→並び替え→スペースの置換により下の写真のようにURLだけのエクセルを作成します。この作業もそのうち自動化しよう。
3.Power Automateのインストール
下記のURLからPower Automateをインストールします。マイクロソフトの個人アカウントでログインすると、フローの作成が出来るようになります。一度作成してしまえば、データがクラウドに保管されているため、別端末からも編集・実行可能です。
Power Automate のインストール - Power Automate | Microsoft Learn
4.フローの作成
下の画像を参考にフローを作成します。まずは先程作成したURLのみのエクセルファイルを開きます。アクティブなワークシートから最初の空き列/行を取得しFirstFreeColumnとFirstFreeRowに保存します。FirstFreeRow-1の回数をループ処理により、エクセルシートのURLを開いていきます。
次に、ページ内のテキストフィールドにID、パスワードを入力します。さらに、UI要素の作成で取得したボタンの操作を行います。
⑫は新しいページで勝手に開くページをPower Automateで操作するための命令です。なお、⑭は既に登録済みのギフトコードを登録した場合のエラー処理をしています。