我が家では年に2回、妻に対する運用報告会があります。その際にマネーフォワードの資産評価額や証券会社の取引履歴をエクセルに手入力していたのですが、だんだんと面倒になってきました。エクセルのwebクエリはログインした後の表データまでは取得出来ない…と思う
そこで最近覚えたpythonを使って色々と自動化しよう!と思いついたまでは良かったのですが・・・日曜コピペプログラマーには無理でした。
もう一つ最近覚えたRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のMicrosoft Power Automate Desktopを利用することにしました。自動化により毎日マネーフォワードと資産集計しているエクセルファイルが自動更新されるようになったので紹介したいと思います。また、今回の計算からはドル円相場が大きく動いたこともあり、ドル建てで計算するマネーフォワードではなく円換算で計算するロボフォリオを利用するようにしました。
1.ダウンロード&インストール
ご利用のデバイスに Power Automate をインストールする - Power Automate | Microsoft Docs
マイクロソフトアカウントが必要ですが、フローデータはクラウド保存のため、PCを買い替えてもスムーズな移行が可能です。
2.基本操作の登録
基本的なフローは以下の通りです。
①.ログインした状態でウェブページを開き、連携している口座情報を更新
②.表データを読み込み、別エクセルデータとして保存
③.エクセルのクエリ機能により保存したエクセルデータをメインのエクセルデータに読み込む
④.毎日の定期実行
以下に、フローの一部画像を参考までに貼り付けてあります。
①.ログインした状態でウェブページを開き、更新ボタンを押すことで口座情報を更新
②.ウェブページ内の表データを読み込み、aaa.xlsxとして保存。表データの数だけ繰り返す。
③.エクセルのクエリ機能により保存したエクセルデータをメインのエクセルデータに読み込むエクセルマクロでクエリの一括更新を実行しています。
④.毎日の定期実行
ループ処理でフローを括ります。
Power Automate Desktop 無料でタスクスケジューラを利用して動かす方法
エラー1ログインセッション切れ
月1ぐらいの頻度でログインセッションが切れてしまうので、エラー発生時にはサブフローに飛ばしてログインを自動で行うようにしました。
エラー2API認証切れ
ゆうちょ銀行などは3ヶ月ごとにAPI認証切れで再認証が必要になります。サブフローを作るのが面倒くさいので、エラー発生時は次のステップに進むようにしています。その他、様々なエラーが発生しますが、全て次のステップに進むようにしています(笑)。
以下、定期報告-------
2019年より資産と頭の整理も兼ねて、リスク資産割合&ポートフォリオの確認と、IRRで算出した利回りの運用成績を確認しています。今回は2022年6月末のリスク資産割合&ポートフォリオを紹介させて頂きます。下記内容は半年に1回は目的を再確認するためのコピペ。
夫婦の共通目的
・将来も余裕のある生活を送る
・お金と仕事に縛られない自由を得る
目的達成のための目標(2040年までに)
・金融資産5000万円
・配当金収入100万円/年
目標達成のための投資戦略
・毎月10万円を積立投資
・うち半分の5万円をETF購入
目次
1.資産のリスク割合&推移
2.リスク資産のポートフォリオ
3.運用成績
1.資産のリスク割合&推移
ロシアによるウクライナ侵攻のため含み益が大きく減少しました。やはり含み益は幻。
2.リスク資産のポートフォリオ
リスク資産の内訳を円グラフ。ジュニアNISAの非課税枠での購入商品をVTとVTIにしているため、比率が徐々に高くなっています。2023年まではVTとVTIの積み立てを80 万円×2/年で継続する予定のため、世界と米国の比率はさらに高くなる見込みです。目指すべき比率は?のままですが、日本株の比率を10%以下にしたいとは考えています。
3.運用成績&配当金
大幅な利上げとウクライナ侵攻のため、株安が進行しました。ところが、株安に負けないぐらい円安になったので含み益はそこまで減少していません。そこで、ドル建ての資産はドルでの年率を計算するようにしました。結果は配当込みでもマイナス。ついでに仮想通貨もしれっとマイナス。
結局、自分にはようわからん&長期ではインフレすると考えているので、脳死でインデックスを積立中です。2023年までは、iDeCo+つみたてNISA+ジュニアNISA✕2の非課税枠を利用した資産形成を行いたいと思います。年間200万円の資金繰りが苦しい。