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デジタル化の子育て術:見守りGPS vs Life360+Meet+Chat+povo

 長男が小学生になり、電車で一駅離れた習い事の行き帰りを子ども一人で行動させるように練習しています。そこで、見守りGPSの導入を検討していましたが、月額料金が高い割に、大したことできないな〜。また、トークといっても通話ができるわけではなく、音声を録音してボイスメッセージとして送れる機能のようです。見守りGPSの代表的なところでは

・みてねみまもりGPSトーク
本体価格 5,164円(税込5,680円)
月額通信費 680円(税込748円/月)
みてねみまもりGPSトーク | ボイスメッセージ機能付き!位置精度がさらにパワーアップ

BoTトーク
本体価格 6800円(税込7480円)
月額通信費 680円(税込748円/月)
【公式】BoTトーク|No.1🥇子供見守りGPS|トークできるGPS

 サブスクは高い!じゃあ見守りGPSの代替として、Life360+Meet+Chat+povoで月額料金を抑えつつ、リアルタイムで位置情報が取得できて、通話も出来るAndroid端末を用意しよう!

利用したアプリ

・Life360:家族の位置情報共有アプリ
・Meet:ビデオ通話アプリ
・Chat:メッセージアプリ
・povo:格安SIM
・ファミリーリンク:Android管理アプリ

 Life360は、家族の位置情報をリアルタイムで共有できるアプリです。無料プランでも習い事に到着した、出発したアラートは2箇所まで可能です。ファミリーリンクでも位置情報を共有できますが、こちらのアプリと比べ精度が低いです。アラートは無制限なので両方使っています。

 Meetは、ビデオ通話アプリです。Life360で子どもの位置情報を確認した後に、Meetで直接やり取りすることができます。電車遅延や迷子になったときには連絡手段が必要です。通話は無料です。

 Chatは、メッセージアプリです。Life360やMeetで直接やり取りできないときには、Chatでメッセージを送ることができます。ひらがなだけで会話するの難しいですね。

 povoは、au系の格安SIMです。Life360、Meet、Chatはすべてデータ通信が必要なので、格安SIMで節約します。通常はデータ容量をトッピングという形で購入してデータ通信をしますが、トッピングを全く購入しなくても、128 kbpsで通信することができます。128 kbpsで何が出来るのかというと、音声通話とLife360で位置情報の取得は可能でした。128 kbps=16 KB/s✕60 s=960 KBに対して、LINEの無料通話が1分あたり300 KBとのこと。Meetの通話ではビデオは固まって動きませんが、音声は明瞭で聞き取りやすかったです。ファミリーリンクでの位置情報の取得は精度が低く使い物になりませんでした。月額料金も半年に一回トッピングを購入すれば良いとのことなので、30円/月程度に抑えられそうです。

 ファミリーリンクは、子供のAndroidスマートフォンを管理するためのアプリです。管理権限を持つアカウントは、アプリのダウンロードと課金、スマートフォンの使用時間など様々な制限を設定することができます。

導入してみた感想

 これらのアプリを組み合わせて導入してみたところ、見守りGPSと遜色ない機能の端末、かつ月額料金を大幅に抑えることができました。

 Life360で子どもの位置情報を常に把握できるので、安心感があります。また、MeetやChatで直接やり取りできるので、電車が止まった場合などの緊急時の連絡手段は安心です。使用するアプリが複数あるので複雑ですが、子供のデジタル訓練にも役立ちます。知らない漢字の勉強にもなります。

 見守りGPSの代替として、Life360+Meet+Chat+povoを導入するのは、月額料金を節約したい方や、必要以上に機能が充実していない見守りシステムを探している方におすすめです。